お知らせ・行事

３月１８日(月)に中学１年は総合学習の一環として高尾山に登ってきました。

高尾山は自然林が広く残っているため、海抜５９９メートルながら非常に多くの樹木が鬱蒼と茂っています。南側斜面にはカシ類などを主体とした暖帯林が続き、北側斜面にはイヌブナなどの落葉樹を主体とした温帯林が広がっています。こうした素晴らしい環境の中で、四季を通して、野鳥や昆虫、動物たちが数多く生息しています。

この貴重な自然の山を堪能してもらいたかったのですが・・・実際には登るので必死な生徒がほとんどでした。

高尾山はいくつかの登山ルートがあるのですが、今回登った稲荷山コースは段差の幅も大きく、体の小さい生徒にとっては一段登るのも大変でした。後半、体力も奪われ、心も折れかけた生徒もいましたが、クラスのみんなが声を掛け合って山頂を目指しました。途中、座り込んでしまった生徒をおぶってくれた生徒もいました。荷物が重くて分け合って持ってくれた生徒もいました。クラスが一丸となり、全員で一緒に山頂にいくんだ！という気持ちが伝わってきました。無事、全員が山頂でご飯を食べることができました。

帰りはモノレールに乗りました。あれだけ頑張って登ったのに帰りは一瞬でしたが、モノレールに乗れてとても楽しそうでした。

一年の最後にクラスがひとつになれる校外授業で良かったと思います。