お知らせ
お知らせ
2024.04.12
お知らせ・行事
3月12日(火) 文化芸術dayがありました。その名の通り、文化や芸術に触れる一日となっています。『能』以外の各団体様を本校にお迎えして、生徒たちに披露・体験の場を提供してくださいました。
今回は『歌舞伎』、『雅楽』、『落語』、『邦楽』、『伝統装束』、『能』の6種類の文化芸術の中から2つを選択して観ることができるようにしました。
『歌舞伎』では実際の動きを自分たちで体験することができました。簡単そうに見えるひとつひとつの動きには、見た目以上に筋力も必要で繊細な動きもあり、とても難しいことがわかりました。
『有職故実』では代表の生徒が実際に十二単や束帯を着ることができました。着るだけではなく、その装束の意味や着用時の工夫なども紹介してくださり、とても興味深かったです。
『落語』では本校卒業生の蝶花楼桃花師匠より、どんな小道具を使うか、落語の種類や動きの話など、落語を聴いている人にとってよりイメージを膨らませやすいように創意工夫されていることがわかるお話をしてくださいました。
『能』は、本校近くの梅若能楽堂を訪ねました。今回は希望者が多く能舞台に上がることはできませんでしたが、本物の能楽堂で様々な演目の一部を演じていただき、説明を聴くことで理解を深めることができました。
『邦楽』では息の合った演奏と優美な日本舞踊を生で鑑賞するだけではなく、生徒が箏の演奏を体験させていただき、合奏の難しさを経験することが出来、より一層合奏の迫力に圧倒されました。
『雅楽』の講座では普段なかなか聞くことのできない楽器の響き、やその歴史についての学びを深めました。舞楽の装束の細かな違いや舞の一つ一つの動きを近くで拝見することが出来ました。
日本にはたくさんの文化芸術があります。日々の生活で触れることが少なくなりましたが、実は自分たちの心の中に根付いていることが多いと思います。今回は改めて心の中を見つめ直すきっかけになったのではないでしょうか。自分たちの国の文化の良さに気づき、それぞれの国の文化を大切にして欲しいと思います。