高校2年のLA&Sコースの生徒たちは1年間の北米留学を終え、日本に帰国しました。その生徒たちを対象に5日間を使って、アメリカのUCバークレーのビジネススクールで教鞭をとっておられる、Frank Schultz博士による『グローバルリーダーシップ研修』がおこなわれました。
4日間は、ビジネスの基礎となる考え方、『Business Model Canvas』について学びました。
『Business Model Canvas』とはビジネスに不可欠な9つの要素を統合的に抑える手法です。
9つの要素とは以下のことを言います。
1,Key Activities(主要活動)
2,Key Partners(主要パートナー)
3,Key Resources(鍵となるリソース)
4,Cost Structure(費用構造)
5,Customer Relationships(顧客との関係)
6,Customer Segments(顧客セグメント)
7,Value Propositions(価値提案)
8,Channels(チャネル)
9,Revenue Streams(収入源)
まずは、生徒たち自身が日々の悩みを挙げ、それぞれのテーマに沿って話し合い、問題解決するにはどうすればよいかを考えました。そのあと、9つの課題について一つ一つ話し合い、ビジネスを成功させるためにはどうすべきか対策を考えました。課題に取り組んだ後はみんなの前でプレゼンをし、そのプレゼンを聴いた人から質問を受け、ブラッシュアップを図りました。
当然オールイングリッシュで行われましたが、留学で鍛えた英語力でどんどん課題をクリアしていき、精度の高いプレゼンを披露していました。
最終日は中学1年から高校3年までのLA&Sの生徒総勢70人以上に対して、「How to be a Global Leader」というテーマで特別講演をしてくださいました。
講演の合間にワークショップも行いました。学年関係なくグループ分けをし、みんなで協働しながら、アイディアを出し合っていました。
生徒たちにとってとても有意義な5日間だったと思います。生徒たちも言葉の壁を乗り越えて楽しく取り組んでいたのが印象的でした。