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中学・高校入学式 学校長式辞

2019.04.19

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実践学園高等学校 2019年度 入学式校長式辞

2019年4月6日 於 実践学園中学・高等学校 メインアリーナ 

 私が校長の内藤彰信です。おはようございます。本日は正に前途洋々たる367名の優駿を当校にお迎え出来ましたことは、誠に喜ばしいことであります。校長として一言、御挨拶させて頂きます。

 私達は正に地球規模の歴史的な大変化の真っ只中にいるということを、まずは承知しなければなりません。IOT/AIはじめ5G、ビッグデータや自動運転など、既に身の周りには変化が興り始めています。人工知能AIは、人類にとっての新しい探検、冒険です、恐らく人類がそれまで恐れていた火を採ったことに匹敵する一大事ではないでしょうか。AIはあらゆる産業や現在の社会の仕組みを根底から変えます。全てはAI次第、人類はAIにつき従います。AIはどこまでも進化して行きます。さて皆さんは、この考え方に同意しますか、同意する諸君は手を挙げてみて下さい。皆さんは、AIにcontrolされる方が良いですか、それともAIをcontrolする立場に立ちたいですか、これは大きな選択です。ここに一つ重要なことがあります。AIは答えを出します、しかしどうして其の様な結論に至ったのかプロセスや自らの考え方を説明することは出来ません。このことが、私達自身一人一人が自ら考え判断していかねばならない最も大きな理由であり、課題でもあるのです。それには、自分自身の意識と努力が求められますが、自力だけで物事が成就することはないのです。周囲の人達の支えと協力を得ていかねばなりません。これは他力です。両者があいまって、良い考えや智慧が醸成されます。文化活動、スポーツにと積極的に取り組んで下さい。しかし、学業を疎かにしないようにしましょう。これは知識であって智慧ではありませんが、知識がないと智慧が出て来ないのです。もう一つは、当学園のモットーでもあります、高い道徳心と倫理観を培って下さい。これはAIの時代に正しい判断へ自らを導く最も大切な道しるべとなります。

 理事長以下、175名の教職員が皆さんのpartnerです。私自身も、政治・経済と倫理の三教科の教員として、皆さん方と討論し、共に考えながら学びを分かち合って行きたいと思います。以上をもちまして、皆さんをお迎えする入学式の校長挨拶とさせて頂きます。ご静聴有り難う御座いました。

 

実践学園中学校 2019年度 入学式校長式辞

2019年4月6日 於 実践学園中学・高等学校 メインアリーナ

 私が校長の内藤彰信です。元気溌剌、前途洋々たる85名の多くの皆さんを、当学園にお迎え出来ました。誠に喜ばしく、嬉しい限りです。校長として一言、御挨拶させて頂きます。

  巷間、人生100年といわれ始めています。皆さんは正に人生100年組に入るのではないでしょうか。ある著名な心理学者の話しでは、人は高校時代までに人格が形成され、初等教育の6年間で、概ね其の後の人生の大半を決するほどの影響をもたらすそうです。100歳としますと6%の期間が、が全体の8割を左右することになりましょうか。古代ギリシャの人々は、「クロノス時間」と「カイロス時間」を区別して、日頃から使っていました。その後、時代はローマへと移り、今日では「カイロス時間」はすっかり廃れてしまったようです。このクロノスは「量」の概念であり、カイロスは「質」の概念と云うことになります。A君とB君と云う同じ20歳の青年がいたとします。Aさんの過ごした20年間の経験や中身と、Bさんが過ごした経験・中身は同じ20年の期間であっても内容が違うはずです。若くても経験豊富で日頃から深く広く考える習慣を身につけてきた人は、ただ漠然と人生を過ごしてきた人と違ってもおかしくありません。要は過ごし方の問題であり、時間そのものの問題ではありません。学業に、文化、スポーツにと積極的に大いに活躍して下さい。そして、自分の好きなこと、得意なことを更に伸ばして行って下さい。みんな仲良く、明るく楽しい学園生活を元気にenjoyして下さい。

 私達、教職員も皆さんを、応援し支援して行きます。以上をもちまして、皆さんをお迎えする入学式の校長挨拶とさせて頂きます。ご静聴有り難う御座いました。

 

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