オーストラリア短期語学研修11日目
本日のブログは長編になりそうです。
楽しく充実した時は過ぎるのがあっという間で、もうVictory Collegeでの最終日となってしまいました。生徒達からももっとここで過ごしたいという声が聞こえてきます。
1時間目に全校集会がありました、そこで生徒代表として喜如嘉さんがお別れのスピーチをしました。スピーチが終わったあと現地の生徒や先生達も歓声をあげていましたね。朝礼の中で校長先生が、日本の生徒がその文化や日本語を積極的に我々に伝えてくれて、お互いにとってとてもすばらしい経験になったと思うとおっしゃっていました。ここで学んだ多くのことをこれからも皆さんに忘れないでほしいと思います。
2時間目は、ここまでの2週間の総まとめのテストを行いました。なんと1名満点を取った生徒がいました!後でフェアウェルパーティで表彰ですね。
3時間目以降はフェアウェルパーティの準備のため、料理班と、装飾班が分かれてお互い一生懸命、お世話になったホストファミリーや、ビクトリーカレッジの先生達、スタッフの方、生徒のために頑張りました。
フェアウェルパーティでは生徒達がそれぞれのホストファミリーに感謝状を渡し、校長先生から賞状を頂きました。料理や装飾も心がこもっていたので、皆に評判でしたよ。校長先生をはじめ、ビクトリーカレッジの方、ホストファミリーの方は、最後の最後まで、本当に思いやりを持って接してくれました。
最後に多くのホストファミリーの方とお話をさせていただいたのですが、緊張して、コミュニケーションが上手く取れなかったり、不安だったりするのは、日本からの生徒だけではないということ改めて感じました。受け入れてくださったホストファミリーの方達もまた、日々悩み、すばらしい忍耐と、寛容さで生徒達に接してくれていたのだと思います。そういったことを乗り越えて、絆を作ったからこそ、分かれがたく、今日のようなすばらしいフェアウェルパーティになったのだと思います。
オーストラリアのビクトリーカレッジで生徒達は多くのことを学びました。英語のみならず、オーストラリアの文化、海外の方の考え方や、性格など。しかし、最も大事なことを私達は再確認できたと思います。国境を越えて、2週間前までは会ったことのない人に対してここまで深く人を思いやることのできる美しさを。